ナマモノカワキモノ

 

 
ゲストのケヶヶの生(き)太郎サン

ときどきテレビなんかで心霊特集とかやってますよね。
で、神社に奉納されてる鬼のミイラとかってあるじゃないですか、
ジツはああいうの専門で作る職人さんてのがいてその最後のヒトリといわれる方がツイ最近までお仕事されてたんだそうです。

まぁ、そういったものがなんでもかんでも作りモンのニセモンだなんて野暮はもうしませんが、こういった作り物は古今東西世界中で時代を問わず作り続けられていてマトモな博物館はそういうものもキチンと収集展示していますね。

ちなみに人魚は猿の上半身と鯉をツナギ合わせたんだそうですがもともと皮がまだ生っぽい時に張合わせておけば革のタンパク質のせいで自然にくっついてしまうんだそうです。

そういうタンパク質がもともと持っている性質とそれぞれの動物の相性みたいなものをはかりながらカタチにするもんだそうです。

まぁ、そういうものってもちろん好事家たちの収集の対象たりえますがそうおいそれとはないもんです。

20年やっててやっと河童の足一ヶなんですからやはりそうそうはないんでしょうね。

今回の企画にあわせてかつてお客に買って頂いた河童の足を撮影しようと思ってお伺いをたててみたところ

「押し入れに入れといたらカビがはえちゃってねー、なおそうと思って磨いてたらヨメにばれてさーー、いやーもう、半殺しだよーー。縁起モンだからっていってみたんだけどねーー。まさに馬の耳に念仏っていうの?全然聞く耳ナシでさーー。ねーーまた、あんなのあったら頼むよーーー」

とそんなカンジだったそうでかの河童の足は見事その場で焼却処分にされてしまったんだそうです。

 

この河童の足にかんしては古道具屋日記に書いておいたのがありますのでまずはそれを御覧下さいませ。

 

アナタは河童を信じますか?
(ちょっと怪しげな神父風に・・・)

この仕事はじめてもう20年が経過してしまいましたね。
百鬼夜行の頭のとこ書き直しましたよ。

まぁしかし流石に20年もやっただけのことはあって実にいろいろなモノを扱わせていただきました。

作家モンだろうがブリキの玩具だろうが初期伊万里だろうが刀剣だろうが大抵のモンはひととおりは扱いましたね。

でもね、最強といえばやっぱりアレですか・・・、

 

 

「河童の足」。

 

 

て、それUMAじゃん。

 

 

こんなのは普通骨董品とはいいません。

UFOだとか、ハルマゲドンだとかそういうののオトモダチです。

もうここまでくるといったいどうやって売っていいのかさえわかりません。

ムカシしゃもじに隕石くっつけて万病の治療器だとかいって売ってる骨董屋サンがいたけどこんなの店に並べたらあの店と一緒にされちゃいます。

 

あきらかにマズイ状況です。

 

でもね、なんだかやたら古そうな桐箱の表面には御丁寧に「河童ノ足」なんて堂々と書いてあります。

フタ開けると綿と布にくるまれたなんだかカビ臭い得体の知れないイキモンの干涸びた足首から先が出て来ました。

タシカに指の間には水掻きみたいなマクがあるように見えないこともありません。

ケドイッタイなんじゃい、こりゃ??

出所は交換市場でそこの先輩業者さんがウチようにといってワザワザ持って来てくれたんですね。

まぁ以前同じ交換市場で未使用とはいえ棺桶を売り付けられそうになったこともあるから「河童の足」なんざまだかわいいモンです。

当然のように大騒ぎになりナカマウチで論議をかもしまくりお客も知人もフル動員して(そりゃー某動物園の園長さんだとか某動物系大学の教授だとか某国立大学で民俗学の教鞭をとってるモノ書きだとかハードゲイだけど妖怪学の権威だとか)調べて頂きました。

結果かなり大きな日本猿の後ろ右足を少し加工した後乾燥させたものだろうということにおちつきました。 
箱書きをなんとか判読して幕末のもので神社に奉納されていたらしいこともわかりました。
つまりこの当時は神社とかにそういった変わった物が奉納されていることでヒトが集まるてこともあったらしいんです。

で、こういう変わったものが人寄せに奉納されてたんじゃないかと。

この「河童の足」はそれからしばらく店に出すことも出来ず倉庫のスミに転がっていましたが変わった物ならなんでも欲しがるウチのお得意さまが結構な値段をつけて買ってくれました。

で、売ってから気になったんだけどもし万が一あれが本当に河童の足だった場合てワシントン条約に抵触しないんでしょうか?

ね?どうなんでしょう?

   ホンモノだったらパンダどころの騒ぎじゃないですもんね。

 

とまぁ、そんなかんじでモノがでてくれば紹介させて頂きます。

ひとつ気長にお待ち下さいませ!

 

   + とりあえずちょっと違うけど見てみます?

 

+ で、まぁはずせないところで(以外とじっくりは見れないモンだし)

+主旨とは違うけどUMAリンクでございます。

一応簡単にお断りしておきますがこういったやや変わった知識というか情報はその大半が必ずしもなんらかの立証のもとに記載されているものではないということを常に忘れないようにして読んで下さい。

UMAあたりだとなんといおうが相手はタダの生物ですからまだ、思想的なものなど(本来なら)出ようはずもありませんがUFOとかになると思想こえて宗教絡みだとか国家的陰謀までいくものが相当あります。

もし、こういったことが事実としてちゃんと確認されるようなものであれば(これだけ情報が漏れ出しているんだから)とっくに衆人の知るところとなり情報がもっと有効に使われてしかるべきだと思いますし陰謀だとすればいくらなんでももう少しうまく隠すでしょう。

こういったある程度特殊で、マイナーな知識や情報に自分の願望や恐れを摺り替えてこの世界がもっと切実に抱えている飢餓や破壊から目をそらしているのならそれはかなりマズイ状態です。

もっと恐いのはこういった多少ヒトと違う知識とそれによる価値観をもつことで選民意識やあまり正当とはいえない目的意識をもってしまうことです。
全然今回の企画とは関係ありませんが別れたヨメが現実にたいするあまりの自分の不手際が認められなくなりその結果でかボルテージが上がりすぎた選民意識のせいで宇宙人と交信するようになってましたね。

しかもわかれてからはそのワザで占いなどして生計をたてていたようです。

まぁ、本人はともかくそんなことで意味不明な御託宣を受けていたお客に同情しますね。

もちろん不確定な知識や情報のすべてを否定するつもりは毛頭ありません。
ただそれだけに実証的な立場を持って臨むのが基本であるのはいうまでもありません。
ロクに確認もしないままその情報をあたかも見て来たかのように自らの知識や体験のように誤認し他者やこういったネット世界のような常に不特定多数の他者が参加している匿名世界ではあまり展開すべき行為ではないのです。

と、私は考えていて常々できるかぎり注意を払っているつもりなんですが。

前置きがやたら長くて申し訳ありません。

なにしろ不特定な世界ですからコノくらいことわっとかないとと思いまして・・・。

 

 

 

謎の巨大生物UMA   まぁ殆どここでコトたります

Nightmare's Psychiatray Examination  河童のミイラとかいますねー

神の暗号    UFO系です。紹介しといてこんなコトいうのもなんですが画像使用とかちゃんと許可とりつけているんでしょうか?
ヒトゴトながら気になります。
だって局とかが本気で訴訟起こしたらシャレにならないよ・・・。

巨大動物図鑑   デカい動物です。

超常現象研究最前線  きてます。

「怪」-KWAI network-  妖怪です。

 

 

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